AMAGASAKI CITY

尼崎市

「ECO未来都市あまがさき」へのチャレンジ

古くから交通・運輸の要衝として栄えた、コンパクトな市域における産業機能・都市機能の集積が、尼崎市の大きな強みです。コンパクトな市域でありながらも、臨海工業地域には最先端技術を有する大企業や中小企業が立地する一方、内陸には、商店街などの下町が残り、北部には自然林や田園風景、閑静な住宅街が広がっています。駅前にはマンション、商業施設が形成されています。
過去には、深刻な大気汚染や水質汚濁などを経験しましたが、市民、産業界、行政の努力により克服してきました。その過程で生まれた高い環境意識と民産学公のつながりを背景に「ECO未来都市あまがさき」の実現を目指します。

EXAMPLES

取組例

  • 尼崎版グリーンニューディールの推進

    環境関連需要のさらなる喚起と、需要に応える供給力強化の支援などにより、環境を一つの軸とした地域経済の需要と供給の好循環の実現及び環境と産業の共生を目指します。 

  • 環境関連技術開発・商用化・展開の支援等による環境関連産業の育成 

    環境関連技術の開発等の支援や、優れた環境配慮型製品等の発掘、広報により、環境関連産業の育成を目指します。また、設備業者などの競争力向上を目指した省エネ診断員登録制度を実施しています。

  • 環境に配慮した事業活動の促進

    環境マネジメントシステムの導入促進や環境配慮事業者への優遇など、事業者の自主的な環境活動を促すとともに、省エネ機器の導入、事業所のエコ改修を支援しています。

  • 環境投資への金融支援

    エコビジネスの立上げ、省エネ機器や再生可能エネルギー設備の導入、省エネ改修などにあたって、地域の金融機関や政府系金融機関と連携し、資金面から産業界の取組を支援しています。

  • 徒歩や自転車、公共交通で快適に移動しやすいまちづくりの推進 

    既存の道路空間を利用した自転車レーンなどの整備と歩道内の自転車通行帯の明示や、放置自転車対策を拡充するなど、歩行者、自転車がともに安全・快適に利用できる環境づくりを進めています。

  • 次世代自動車の普及促進

    公用車への燃料電池自動車の率先導入や、事業者等を対象とした次世代自動車の導入補助、公共性を有する電気自動車用充電器の導入補助、シンポジウムの開催など次世代自動車の普及を促進します。

  • 低炭素で快適・良質な都市環境の整備

    住宅の開口部の断熱性能の向上や創エネ機器などの導入といった省エネ性能を向上させるリフォームの促進などにより、省エネ型の快適で良質な建築物の普及を進めています。  

  • 尼崎版スマートコミュニティの構築

    一定規模以上の住宅開発時に、HEMSの導入、それを活用した地域におけるAEMSに関する取組の実施、そしてそれらを活用した地域経済の活性化につながる仕組みのある街を「尼崎版スマートコミュニティ」の構築された街として認定し、支援します。

    EMS
  • 水・緑による快適な都市空間の創出

    市内に存在する多数の河川や運河、緑はアメニティ機能に加え、身近な自然体験の場としても有効です。これら水・緑を活用して、潤いある快適な都市空間の創出を目指します。 

  • 小規模産業用太陽光発電設備の普及促進

    固定価格買取制度やグリーン投資減税などの再エネ普及促進制度の周知とともに、10kW以上50kW未満の太陽光発電設備取得にかかる償却資産の課税免除などにより、普及を促進しています。

  • 災害にも強い自立分散型・再生可能エネルギーの導入促進 

    市民や事業者が、太陽光発電等の設置に参加しやすい仕組みを検討するとともに、ガイドブックの発行やモデル事業の実施など、再生可能エネルギーのメリットを実感できる仕組みづくりを進めています。

  • 楽しみながら続けられるエコライフの普及

    地球環境問題とその対策についての正確な情報と楽しく続けられる工夫のわかりやすい提供や、楽しく魅力ある環境関連イベントの開催などにより、エコライフの普及を図ります。

  • 環境学習等に関する様々な主体との協働・人材やリーダーの育成  

    学校や地域と協働して環境学習を推進し、そこで育ったリーダーが次の人材育成のための普及啓発・環境学習活動に取り組むことで、人材育成の好循環につなげます。