KAMAISHI CITY

釜石市

釜石市環境未来都市構想

釜石市は、1857年の近代製鉄発祥により全国に先駆けて産業革命を達成し、戦禍や構造不況の荒波を乗り越えて一足早く超成熟社会に突入した日本のトップランナーです。
東日本大震災により都市存亡の危機に晒されたものの、持てる資源と潜在力、創造力、それに様々な縁や交流を活かし、これらを結集して新しいまちづくりに取り組むこととしています。
環境に関しては、エネルギーの地産地消、多様なエネルギーを活かした産業創出等を通じた「低炭素・省エネ・省資源による循環型社会かまいし」の実現のための取組を進めます。超高齢化対応に関しては、高齢者が「生きがい」を持てるまちづくりの推進、生活応援センターを軸とした保健・医療・福祉・介護の一体化等を通じた「産業福祉都市かまいし」の構築のための取組を進めます。

EXAMPLES

取組例

  • エネルギー地産地消の推進

    太陽光・風力・小水力発電等の再生可能エネルギーの活用を促進し、エネルギーの長期安定供給を図るとともに、環境と健康にやさしいクリーンな暮らしの創出を推進する。

  • 多様なエネルギー環境を活かした産業創出

    企業誘致による新たな独立型エネルギー事業の展開を図るとともに、豊富な森林資源を活用した木造復興住宅の整備や木質エネルギー導入等、産業創出による雇用拡大を図る。

  • 産業福祉都市かまいしの構築

    包括ケア体制の構築や地域医療の充実化を進めるとともに、高齢者が積極的に地域に貢献できる社会づくりを促し、生涯を健康的に安心して暮らすことができるまちを目指す。

  • 歴史環境を活かすまちづくり

    橋野鉄鉱山をはじめとする近代製鉄の産業遺産群やラグビーのまちとしての普及啓発を促進し、誇りある歴史文化的な資源を活かした地域振興・交流人口の拡大を図る。