KASHIWA CITY

柏市

柏の葉キャンパス
公民学連携による国際学術研究都市・次世代環境都市

エネルギー問題や超高齢化対応等、今後社会が抱える課題に対して「環境共生都市」「健康未来都市」「新産業創造都市」という3つの解決モデルをコンセプトに、公民学が連携して新しいまちづくりをすすめています。特に柏の葉キャンパスエリアでは、省エネや非常時の電力確保を実現するエリアエネルギー管理システムや、健康情報発信拠点、ベンチャー企業支援拠点等が整備され、これらを舞台に、住民参加型の実証実験や各種まちづくりイベント等が展開されています。

EXAMPLES

取組例

  • 駅周辺5街区のエネルギー管理・節電ナビゲーションを行う『柏の葉・AEMSセンター』のインターフェイスシステム整備

    各家庭設置型のスマートメーターや街路のデジタルサイネージ等を通じ,家庭や地域全体におけるエネルギー使用状況の見える化を図ります。

  • ホワイト証書によるカーボンオフセットシステムの構築

    家庭で削減したCO2をホワイト証書で証明し,企業活動やスポーツ試合で排出される分と相殺。市民・企業双方でエコ意識の高揚を図ります。

  • 再生可能エネルギー地産地消システム

    通常時・非常時において,スマートセンターにて地域内で全体最適となるエネルギー需給状況を管理・制御。省エネかつ,自然災害に強いまちを目指します。

  • 148街区における大規模ガス発電機の配備

    非常時においても最低限のインフラ用電力を確保すべく,マルチエネルギー化の一環としてガス発電機能を導入。

  • 非常時における街区間電力融通

    非常時にはスマートセンターが司令塔として,駅周辺4街区にまたがって電力を融通・確保。エレベーター・地下水引き上げ等のライフラインへ優先送電します。

    EMS
  • マルチ交通シェアリング・システムの拡充

    街の指定された個所で,EVを含む自動車や自転車などを目的に応じて自由に貸出・返却できる共同利用システムを構築しています。

  • 柏ITS地域研究センターの設立

    様々な交通情報の収集・解析により,道路や公共交通のデータ分析,交通ニーズへの対応やCO2排出状況等,交通と生活を一体としてとらえた課題解決拠点を構築します。

  • 柏の葉 健康未来都市宣言

    あ(歩く)・し(しゃべる・社会参画)・た(食べる)をテーマに全世代型の健康増進活動を,健康情報発信拠点『街の健康研究所「あ・し・た」』を中心に展開します。

  • 元気高齢者が地域で活躍できるコミュニティ構築〜東京大学高齢社会総合研究機構・監修〜

    元気高齢者がコミュニティ活動として地域内の虚弱な高齢者の日常生活支援だけでなく,地域をまたがった健康推進活動にも取組み,多世代が協力し合うまちづくりを進めます。

  • 大学・研究機関発ベンチャーを対象とした総合的支援

    つくばエクスプレス沿線沿いの大学・研究機関発ベンチャー企業を対象に,総合的な起業・経営支援を施すことで,地域経済・日本経済再生のけん引力となることを目指します。

  • 個人(インフルエンサーやエンジェル)による創業支援のモデルケースの実現

    企業支援団体TXアントレプレナーパートナーズの創業支援専門家(エンジェル会員)が,それぞれの得意分野において様々なベンチャー企業支援活動を行います。

  • アジアのベンチャーをネットワーク化する“Asian Entrepreneurship Award”の開催

    アワード開催によりベンチャー企業の広報支援,情報発信力・提案力向上を図り,アジアにおけるビジネスネットワークを開拓します。

  • 地域の力で街を育てる地域力ポイント制度

    柏の葉キャンパスで実施される地域活動や社会実験の参加者に対し共通ポイントを付与。様々なイベント参加やサービス購入に活用でき,市民の社会参加意識を更に高めます。

  • 公民学の創造的交流を生み出し育む空間の拡充とプログラム展開

    まちづくりセンターUDCKが中心となって駅前公共空間等を活用し,様々なイベントや実証実験,プロモーションの実施,まち文化の発信・交流を進めます。

  • 公民学連携まちづくりセンター・ネットワークの構築と柏の葉モデルの世界展開

    公民学連携のまちづくり拠点であるUDCKと全国各地のまちづくりセンターが連携を強化。相互に情報・ノウハウの共有を図りつつ,世界に柏の葉モデルを発信します。